さとみの華の庭

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美しさは正義なのか? 美しさの後ろに潜むもの

 

今日のテーマはファンタジーです。(゚∀三゚三∀゚) 

 

『神獣』について。

 

神獣ってもう存在そのものがカッコいいですよね!

龍、鳳凰、朱雀、白虎、白澤、麒麟、九尾・・・

デザインもそうですが字面からしてカッコよすぎです!

ゲームや漫画ネタにはもってこいの、中二にはたまらない生き物ですね・・・

 

権力の象徴でもあり、古くから多くの為政者が追い求めた伝説の生き物で、人の歴史にいろいろな形で登場します。
手塚治虫さんの『火の鳥』とかもそうですね。

 

で、今回テーマにするのは、龍と鳳凰(ほうおう)です。

 

一般的にはどちらも瑞獣とされるのですが、
とある本によると、
中国では龍は瑞兆の象徴ですが、鳳凰はかならずしもそうではないそうです。

 

 解説いきますね。

 神獣というものは、当然ですが実際に存在する生き物ではないので、彼らの身体は人間の手によってデザインされています。

 

(一般的に)龍の体は、さまざまな種類の動物の体を組み合わせてできています。

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引用『wikipedelia 竜』

角は鹿
頭はラク
目は兎
体は蛇
腹はカイコ
鱗は鯉
爪は鷹
掌は虎
耳は牛
鼻は豚 

 

どっから集めたんだっていうくらい、いろんな動物がごちゃ混ぜですね!

 

 

一方で鳳凰のデザインを見てみます。 鳳凰の体はスッキリと統一されていますね。

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引用『wikipedelia 鳳凰

頭はキンケイ
胴体はオシドリ
尾は孔雀
足は鶴
嘴はオウム
翼はツバメ

 

細かい種類こそ違いますが、鳳凰は嘴から尾まで全てが「鳥」でできています。

 

 これが何を意味しているかということですが、

 

多民族国家である中国の統治の歴史は、異民族との折衝の繰り返しでした。

 

ある王朝では、複数の異なる民族が和睦によって統合されたため、すべての民の意見を等しく尊重することとなりました。
それにより生まれた龍は、さまざまな生物の特徴を持つちぐはぐな醜い姿になりました。 

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一方で、別の王朝。
ここでは、複数の民族を統合するとき、ただ一人が支配者になりただ一つの指針を持って支配を行います。異なる意見を持つものはすべて排除されました。
その結果生まれた鳳凰は、非常にシンプルで美しい姿を保てたといいます。

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要するに、

 美しい姿を持つものが善とは限らない。醜いものが悪とは限らない。

 このような教訓が瑞獣の存在には含まれているのかなと。

 

「統一された美」の裏に「独裁」が潜んでいるというのは
なんとも深い捉え方だと思いました。

 

美しい鳳凰よりも醜い龍を「瑞獣」として 扱うところが、中国らしさというか儒教の国たる考え方だと思います。

 

中国神獣の在りかたにはいろいろと考えさせられるものがあります。

 

 

 

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